バイトをするための学力面の条件

バイトをするための学力面の条件

大学生が家庭教師のバイトをしようと考えた時、どのような条件を満たす必要があるか心配になります。募集要項にも学力面について触れられていないことが多いです。家庭教師には大きく2つのタイプに分けることができます。一つは大学・高校・中学受験対策を中心としたものです。その中でも入学難易度の高い学校への受験を目指している生徒の場合、それ相応の学力を有することが求められます。この場合、国立大学や有名私立大学の在学生は有利なケースが多いです。

一方、勉強が苦手で学校の授業の補助を家庭教師に求めるタイプがあります。このタイプであれば、それほど高い学力を求められることは少ないと言えます。大学に入学できているので、中学や高校の教科書レベルの内容は十分理解していると判断されるからです。
ただし、自分で問題を解くことと教えることは別物であることを忘れてはいけません。学力が高ければ教え方がうまいとは限りません。人に教えることが好きであることも重要なのです。

家庭教師は生徒の学力に合わせた教え方を考えること

家庭教師は、まずはじめに生徒の現在の学力がどの程度なのかを知るために、ちょっとした小テストをやっているケースがほとんどです。そのテスト結果によって生徒の学力を診断し、学力レベルに沿った教え方を工夫しなければなりません。そのためにも、最初の学力診断は重要であり、派遣センターが用意している定型式のテストよりも自分でオリジナルなテストを作ってみた方がより生徒の学力を把握しやすくなります。経験と実績がある家庭教師は、ハイレベルな生徒に対応すこともできますし、あまり学力がついていない生徒に合った対応まで幅広いスキルを持っています。

実態としては、マンツーマンで手を引いて道案内するように教える家庭教師を依頼する家庭の子供は、得てして低学力である割合が多いのが事実です。したがって、根気よく丁寧に指導できる家庭教師である必要があります。なかなか自分の献身的努力に応えてくれない生徒であった場合、イライラしてしまいがちですが、ここは理性を働かせて生徒に寄り添った教え方をするべきです。